バジル
2015年10月31日
2013年10月28日
バジルくんの闘病記録
お友達の愛犬バジルくんは先天的に脳に障害を持って産まれてきました。
今までもこのブログに何度か登場していますが、バジルくんの病気のことをいつかお話したいと思っていました。
バジル父さんは、楽しくて明るい話題ばかりのCOCOON通信だからと遠慮してなかなかGOサインを出してくれなくて・・・
でも、親友のpockyさん(バジル父さんの奥様)はこんな病気もあるんだと、いろいろな意味で広くみなさんに知って欲しいとバジルくんの闘病記録を私に手渡してくれました。
少し長くなりますがバジルくんのお話を聞いてください。
今から2年前の2011年11月28日、バジルくんは生後67日目にpocky家にやってきました。
私はその日に主人と夜の首都高を飛ばしてバジルくんに会いに行ってきました。
とっても愛くるしい男の子です。
pockyさん夫妻は初めて仔犬を迎えたのでどう対処してよいやら戸惑っている様子。
お子さんもいないので初めての子育てなのです。
おしっこシートやタオルは食べちゃうのでハウスには入れっぱなしにしないように!
と、ブリーダーさんから言われたそうです。
今まで、チェリーとレモンの出産で9頭の仔犬をお世話してきましたがシートやタオルを食べちゃうような仔はいなかったけどなぁ〜。
と不思議な気がしました。
その後もpockyさんからは子育てについてのお悩み相談がいろいろありました。
まあ、初めてのことばかりなので無理もないなと軽い気持ちでいたのです。
仔犬はみんなそんなもの、甘噛みするしいたずらもする。
トイレトレーニングも根気よくね。
それから、一ヶ月後のクリスマス。
主人の動物病院でワクチン接種を受け、クリスマスケーキを取りにCOCOONのお店に初めてやってきたバジルくん。
生後三ヶ月を過ぎた頃。
順調に成長している様子。
年が明けてバレンタインの頃、2月14日軽井沢にも遊びに来てくれました。
うちの5ワンたちはまるで珍しい生き物でも見るような感じでバジルくんを舐めたりつついたり、慣れて来ると遊ぼうよ!と誘ったりしていましたが・・・
バジルくんは5ワンが恐くて逃げ回っていました。
仔犬独特の恐い物知らずという感じが全くなくて神経質な子だな、という印象でした。
結局、翌日帰る日まで5ワンたちとは遊べなかったなぁ〜。
バジルくんの甘噛みは初めてpocky家に来た頃よりさらに激しさを増していき、いつも血が出る程の強さで噛まれご夫妻は生傷が絶えない毎日だったようです。
もう、そろそろいけないことはいけないときちんと躾けなきゃね。
ところが、バジルくんは叱られたり自分の要求が通らないと大暴れするようになっていったのです。
お散歩に行くと他の犬には全く興味を示さず、人間大好きなベド気質が発揮されて人には愛想を振りまきお散歩仲間の飼い主さんみんなから可愛がられていたようです。
生後八ヶ月を過ぎたころの6月5日深夜、ドタバタという大きな音でpockyさんは目が覚めました。
バジルくんはハウスの中で全身びしょぬれ状態でもがき苦しんでいました。
てんかん発作が起きたのです。
翌朝、近所の動物病院へ・・・
発作がなかなかおさまらず4日間入院。
さらに大学病院でMRI検査を受けることに・・
大学病院での診断は先天性大脳形成障害、左側複合奇形、発作による脳損傷との結果を言い渡されました。
右目は失明し、時により同じ場所で左回りに走り回ったり右後肢をひきずって歩いたりします。
てんかん発作はひどいときには毎日、症状が落ち着いているときは1~2週間に一度と、いつ発作が起るか前兆もないのです。
さらなる発作性脳障害を防ぐために抗てんかん薬による発作のコントロールをしていくことになり、この薬を一生飲み続けなければならないとのこと。
pocky夫妻の悲しみはいかばかりか・・・
私には想像もできないくらい深いことでしょう。
診断が出てすぐにブリーダーさんからは、他の仔犬と交換しましょうかとの提案もありました。
しかし、長い間ベドリントンテリアを飼いたいとずっと心待ちにしていたご夫妻にとってはそんな選択肢などありませんでした。
家にやってきたその日から六ヶ月、バジルくんはpocky夫妻の息子以上の存在、なくてはならない存在になっていたのです。
バジルはこの病気も含めてバジルだからと、バジルのすべてを受け止めてこれからもずっと愛情をそそいで一緒に生きていきたい。
と言ったおふたり。
それからはバジルくんを叱ることはやめ、褒めて育てることにしたそうです。
発作とストレスの関係がどうあるのかわからないけれど、なるべく穏やかに過ごせるよう心がけています。
食欲にもムラがあり、試行錯誤の手作り食。これも愉しみましょう。
飢え死にする前にはきっと食べるでしょうから、ドンと構えてみましょう・・・と。
現在は2歳を過ぎたバジルくん。
昨年はベド展にも出陳しました。
那須へ旅行へも行きました。
何日も発作が続いて毛玉だらけになり、丸刈りになったことも・・
そんなバジルくんですが
一生懸命に生きています。
長い記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
今までもこのブログに何度か登場していますが、バジルくんの病気のことをいつかお話したいと思っていました。
バジル父さんは、楽しくて明るい話題ばかりのCOCOON通信だからと遠慮してなかなかGOサインを出してくれなくて・・・
でも、親友のpockyさん(バジル父さんの奥様)はこんな病気もあるんだと、いろいろな意味で広くみなさんに知って欲しいとバジルくんの闘病記録を私に手渡してくれました。
少し長くなりますがバジルくんのお話を聞いてください。
今から2年前の2011年11月28日、バジルくんは生後67日目にpocky家にやってきました。
私はその日に主人と夜の首都高を飛ばしてバジルくんに会いに行ってきました。
とっても愛くるしい男の子です。
pockyさん夫妻は初めて仔犬を迎えたのでどう対処してよいやら戸惑っている様子。
お子さんもいないので初めての子育てなのです。
おしっこシートやタオルは食べちゃうのでハウスには入れっぱなしにしないように!
と、ブリーダーさんから言われたそうです。
今まで、チェリーとレモンの出産で9頭の仔犬をお世話してきましたがシートやタオルを食べちゃうような仔はいなかったけどなぁ〜。
と不思議な気がしました。
その後もpockyさんからは子育てについてのお悩み相談がいろいろありました。
まあ、初めてのことばかりなので無理もないなと軽い気持ちでいたのです。
仔犬はみんなそんなもの、甘噛みするしいたずらもする。
トイレトレーニングも根気よくね。
それから、一ヶ月後のクリスマス。
主人の動物病院でワクチン接種を受け、クリスマスケーキを取りにCOCOONのお店に初めてやってきたバジルくん。
生後三ヶ月を過ぎた頃。
順調に成長している様子。
年が明けてバレンタインの頃、2月14日軽井沢にも遊びに来てくれました。
うちの5ワンたちはまるで珍しい生き物でも見るような感じでバジルくんを舐めたりつついたり、慣れて来ると遊ぼうよ!と誘ったりしていましたが・・・
バジルくんは5ワンが恐くて逃げ回っていました。
仔犬独特の恐い物知らずという感じが全くなくて神経質な子だな、という印象でした。
結局、翌日帰る日まで5ワンたちとは遊べなかったなぁ〜。
バジルくんの甘噛みは初めてpocky家に来た頃よりさらに激しさを増していき、いつも血が出る程の強さで噛まれご夫妻は生傷が絶えない毎日だったようです。
もう、そろそろいけないことはいけないときちんと躾けなきゃね。
ところが、バジルくんは叱られたり自分の要求が通らないと大暴れするようになっていったのです。
お散歩に行くと他の犬には全く興味を示さず、人間大好きなベド気質が発揮されて人には愛想を振りまきお散歩仲間の飼い主さんみんなから可愛がられていたようです。
生後八ヶ月を過ぎたころの6月5日深夜、ドタバタという大きな音でpockyさんは目が覚めました。
バジルくんはハウスの中で全身びしょぬれ状態でもがき苦しんでいました。
てんかん発作が起きたのです。
翌朝、近所の動物病院へ・・・
発作がなかなかおさまらず4日間入院。
さらに大学病院でMRI検査を受けることに・・
大学病院での診断は先天性大脳形成障害、左側複合奇形、発作による脳損傷との結果を言い渡されました。
右目は失明し、時により同じ場所で左回りに走り回ったり右後肢をひきずって歩いたりします。
てんかん発作はひどいときには毎日、症状が落ち着いているときは1~2週間に一度と、いつ発作が起るか前兆もないのです。
さらなる発作性脳障害を防ぐために抗てんかん薬による発作のコントロールをしていくことになり、この薬を一生飲み続けなければならないとのこと。
pocky夫妻の悲しみはいかばかりか・・・
私には想像もできないくらい深いことでしょう。
診断が出てすぐにブリーダーさんからは、他の仔犬と交換しましょうかとの提案もありました。
しかし、長い間ベドリントンテリアを飼いたいとずっと心待ちにしていたご夫妻にとってはそんな選択肢などありませんでした。
家にやってきたその日から六ヶ月、バジルくんはpocky夫妻の息子以上の存在、なくてはならない存在になっていたのです。
バジルはこの病気も含めてバジルだからと、バジルのすべてを受け止めてこれからもずっと愛情をそそいで一緒に生きていきたい。
と言ったおふたり。
それからはバジルくんを叱ることはやめ、褒めて育てることにしたそうです。
発作とストレスの関係がどうあるのかわからないけれど、なるべく穏やかに過ごせるよう心がけています。
食欲にもムラがあり、試行錯誤の手作り食。これも愉しみましょう。
飢え死にする前にはきっと食べるでしょうから、ドンと構えてみましょう・・・と。
現在は2歳を過ぎたバジルくん。
昨年はベド展にも出陳しました。
那須へ旅行へも行きました。
何日も発作が続いて毛玉だらけになり、丸刈りになったことも・・
そんなバジルくんですが
一生懸命に生きています。
長い記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
2013年02月25日
キッシュとピールとバジルくん
先週は予定していたイベントが中止になったため自分の為の時間がたくさんできたので部屋にこもっていろいろなものを手作りしていました。
長袖ワンピースとチュニックを縫ったのですが、自分には少し小さくて・・・
お友達に着てもらうことにしました。(写真を撮るのを忘れてしまって証拠がありませんが^^;)
サーモンとほたてのキッシュ
ケーキのお手伝いをしてくれている友人Tさんがキッシュって美味しくない!というので
作ってみました。
美味しいと思うけどな・・・
上記と同じ友人Tさんからいただいた夏みかん(?)の皮で作った夏みかんピール
チョコレートがけしたら独特の苦みが消えちゃった〜
でも、美味しい!
そして・・・
今日はご注文のケーキを作りました。
いつもコメントを入れてくれるバジル父さんの奥さま(私の中学時代の親友)のお誕生日ケーキ
バジルくんもいっしょに食べられるように甘みをぐ〜っとおさえてヘルシーに仕上げました。
って・・・わんちゃん用ケーキと同じ?
夕方、バジル父さんとバジルくんがケーキを取りにお店にご来店。
もうすっかり成犬になりました。
白くて、脚が長くて、細くてかっこいいハンサムくんです。
8Kって言ってたからザックンと同じくらいなのかな・・
バジルくんのことについて話しているとなぜかワンワンと吠え始めるのよね〜
悪口なんて言ってないのに(笑)
家に戻ったバジルくんがケーキを食べている写真が届きました。
「ケーキを取り分けてヨシと云った途端にケーキは無くなっていました。
バジルの鼻の頭に白いクリーム少し付いて ケーキ食べましたの証拠が残っていましたとさ。」
というバジル父さんからのメールをいただきました。
喜んで食べてくれてうれしいです。ありがとう!
でも、今日はいったい誰のお誕生日なんだ〜?
長袖ワンピースとチュニックを縫ったのですが、自分には少し小さくて・・・
お友達に着てもらうことにしました。(写真を撮るのを忘れてしまって証拠がありませんが^^;)
サーモンとほたてのキッシュ
ケーキのお手伝いをしてくれている友人Tさんがキッシュって美味しくない!というので
作ってみました。
美味しいと思うけどな・・・
上記と同じ友人Tさんからいただいた夏みかん(?)の皮で作った夏みかんピール
チョコレートがけしたら独特の苦みが消えちゃった〜
でも、美味しい!
そして・・・
今日はご注文のケーキを作りました。
いつもコメントを入れてくれるバジル父さんの奥さま(私の中学時代の親友)のお誕生日ケーキ
バジルくんもいっしょに食べられるように甘みをぐ〜っとおさえてヘルシーに仕上げました。
って・・・わんちゃん用ケーキと同じ?
夕方、バジル父さんとバジルくんがケーキを取りにお店にご来店。
もうすっかり成犬になりました。
白くて、脚が長くて、細くてかっこいいハンサムくんです。
8Kって言ってたからザックンと同じくらいなのかな・・
バジルくんのことについて話しているとなぜかワンワンと吠え始めるのよね〜
悪口なんて言ってないのに(笑)
家に戻ったバジルくんがケーキを食べている写真が届きました。
「ケーキを取り分けてヨシと云った途端にケーキは無くなっていました。
バジルの鼻の頭に白いクリーム少し付いて ケーキ食べましたの証拠が残っていましたとさ。」
というバジル父さんからのメールをいただきました。
喜んで食べてくれてうれしいです。ありがとう!
でも、今日はいったい誰のお誕生日なんだ〜?